保護者会・父母会主催のイベントにおいて赤字脱却のためにど素人がやってみた実践的ノウハウ

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保護者会主催の夏祭りにおいてリーダーを務め、過去5〜6年間の赤字から脱却(かろうじて2,000円の収益)することができました。1番の成功要因は「売上の予測」にあると考えてます。一般的な事なのでしょうが当たり前のことが当保護者会ではできていなかったと思われるので実例を具体的に紹介します。

 

イベントで黒字を出すためにやったこと(手順)

①概算見積り

各種準備品を洗い出して昨年度の実績を参考に仕入先・各種仕入れの数を決めて仕入れ費用及びその他準備にかかる経費を算定しました。

 

②予算の策定

各種ゲーム及び飲み物に関する販売単価の設定

縁日遊び関連に関しては1種類1回につき景品1個プレゼントする設定で販売単価50円、景品の原価は30円前後と安価なものですが子供達に喜んでもらえるものを担当役員の方に探してもらいました。1番の目的が子供達とそのご家族に楽しんでもらうことであり、儲けを出すことは重要視しておりませんでしたので各種ゲーム1回分販売で10〜20円の利益が出る設定です。

 

売上げの予測

ここで問題が発覚しました。

 例年、約2〜300円相当の無料券を園児全員に配布しているため経費の半分以上が販売促進費として処理されることが想定されました。

 上記想定を踏まえた上でイベント実開催時間(150分間)に対して各種のゲーム数と所要時間及び1回に参加する人数からトータルで何回ゲームを回せるか当日の売上げをシュミレーションしたところ確実に赤字となることが発覚しました。

そこで担当役員のメンバーに経費見直し及び各種ゲーム回転率のアップのため以下表のとおり対策いただくよう改めて依頼し再度シュミレーションしたところ収益の算定額は約9,000円となりました。

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但しゲーム6回分(8種類中6種類)の無料券を各園児に配布しており園児1人あたり5〜6回分当日券購入してもらえれば良い方で、あとは無料券配布対象外の園児のご兄弟や近所の子供達のゲーム遊びと飲み物の当日券をいかにシュミレーション通り販売するかがKEYだったので掲示用のPRポスターに当園児以外も参加可能なことを強調して記載し近所のスーパー・図書館・地域のコミュニティ連絡板・当日の開催施設に掲示してもらいました。

 

反省点

過去の売上実績が昨年度分しか引継ぎされていなかったこともあり飲み物に関しての売上予測と実績に差異があったのでもし来年度(2018年)に改善できればもう少し収益は出たかなと思います。
来年度以降に売上げ予測の精度を上げるためにはチケットの販売実績や無料券の利用枚数等々をしっかり引き継ぐ事が大切だと感じます。

 

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